開発秘話 第1話
オリックス生命 新 CURE[キュア]
第1回目に登場するのは、医療保険部門、終身保険部門、定期保険部門、学資保険部門、引受基準緩和型医療保険部門、女性向け医療保険部門の6ジャンルにおいて1位を獲得したオリックス生命。他誌のランキングでも上位を占めるなど、多方面からの支持の厚さがうかがえる。その中で、今回は医療保険の開発秘話についてインタビューを実施。顧客の心をつかみ続けている秘訣は一体どこにあるのかを探ってみた。
営業部門の社員の声から誕生した商品
―「新CURE」を作ることになった経緯・背景を教えてください。
新CUREの前身であるCURE(キュア)という商品は、当社の社内公募プロジェクトの中で生まれた商品です。応募総数108件の中から選ばれたもので、代理店営業部門の社員を中心に「こんな商品があったらいいな」と発案されたことがきっかけとなっています。
―新商品案を社内公募するとは珍しい取り組みですね。
当社はもともと法人向けの保険をメインに取り扱っていたのですが、個人のお客様向けの商品もしっかり作ろうということになりました。個人のお客様向けの商品開発にあたり、「1人のお客様と長くお付き合いができる商品にしよう」という発想からスタートし、それであれば日ごろ当社のパートナーである募集代理店と接点を持つ営業社員や管理部門の社員に対して、どういった商品を作ったらよいか率直な意見を聞いてみようということになり、2005年に社内公募プロジェクトが実施されました。
―商品名である「CURE」の由来・意味を教えてください。
商品名を決める時には、?商品内容がしっかり伝わるか、?シンプル・簡潔・やさしさ、これらを感じられるものであるかを重視しました。「CURE」という英単語には、癒す・治すという意味があり、商品内容にもピッタリであることから「CURE」に決定しました。
理解していなければ正しく請求いただけない
―「新CURE」を通してお客様へ伝えたいメッセージや想いなどを教えてください。
商品名の由来にも関わっているように、とにかく「シンプル」であること、「分かりやすさ」を徹底追及しています。これらを追及していくことで、お客様自身が保険に加入されるときに保障内容をきちんとご理解いただけると考えたからです。なぜ理解して入ることが大事かというと、保険はお客様から請求していただいて初めて給付金などをお支払いできるものであり、自動的に振り込まれるものではないからです。分かりにくい商品ですと、正しくお客様より請求いただくことができないと考えています。特に生命保険は契約が長期に渡るものです。いざというときに正しく請求いただくためにも、分かりやすさが重要と考えています。こういったことから、表向きに出ている情報や、一時のメリットだけにとらわれずにご自身で理解して保険に入るべきであると我々は考えております。ぜひ読者の皆様にも、そういった観点で保険を選んで頂きたいと強く思います。
保険の域を超えた医療サービスをご提供
―「新CURE」を“こうやって活用してほしい”というものがあれば教えてください。
近頃の医療保険の特徴として、“医療保険のがん保険化”ということが挙げられます。「新CURE」も同様で、「新CURE」に入っていれば病気やケガでの入院・手術はもちろん保障されますが、更に、特約や特則により一時金保障や入院日数無制限などで、がん保険のようにがんに対する保障を特に手厚くすることも可能です。
そのほかには、「医療サービスのひとつ」としてお客様にご活用頂きたいとも考えております。「新CURE」に限らず、当社の医療保険・がん保険にご加入頂くと、4種類の健康医療相談サービスを利用することができます。例えば、「介護・認知症サポートサービス」では、電話で簡単なテストをすることで自身の認知機能を簡易に確認でき、認知症への移行を予防する早期対応が可能になります。
「総合保障提案」で理想の安心を提供
―最後に、読者のみなさまへメッセージをどうぞ!
当社は個人向け商品ラインナップが充実してまいりました。これからは商品単品ではなく、お客様の必要な保障を網羅する「総合保障提案」という考えでお客様と向き合っていきたいと考えております。お客様の多様なニーズを的確に捉え把握し、それを整理し総合的な視点で、当社が考える「理想の安心の提供」「お客様一人ひとりに寄り添った形の設計」を行います。
今後もお客様のニーズを取り込んだ商品開発に励み、お客様に選ばれる保険会社であり続けることを目指してまいります。
インタビューにお答えいただいた オリックス生命 商品開発部長 越川直毅氏
(→新キュアの詳しい保障内容はコチラ)